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2020年1月にモデルチェンジとなりました
トーハツ2馬力船外機が2020年1月にMFS2BからMFS2Cにモデルチェンジされました。エンジンの排気量・操作性などはそのままで持ち運びが容易な前後の『大型キャリングハンドル』、一方向だけの保管だったものが『3方向保管』が可能に。なお、エンジンカウルのデザインも変更されました。
1変更①大型キャリングハンドルの追加
23方向保管
今まで一方向保管のみでしたが、3方向での一時保管・及び運搬が可能になり、取り扱いが容易になりました。状況に合わせてご利用いただけます。
3トップカウルデザインの変更
おすすめ度
トーハツ4ストローク2馬力エンジン MFS2B お買い得に購入できます。お気軽にお問合せください。
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- トランサムS(税別)2023年1月より価格変更となります
- トランサムM(税別)2023年1月より価格変更となります
船外機各部分の名称
1,フュエルタンクキャップ | 13、ドライブシャフトハウジング | 25,オイルフィラキャップ(注入口) |
2,チルトハンドル | 14、スラストロッド | 26、エンジンオイルドレンスクリュ |
3,トップカウル | 15、スランプブラケット | 27,エンジンオイルレベルゲージ |
4,カウルラッチ | 16、クランプスクリュ | 28、フュエルコック |
5,検水口 | 17、スロットルグリップ | |
6,ステアリングジャストスクリュ | 18、シフトレバー | |
7,アンチベンチレーションプレート | 19、スタータハンドル | |
8,アノード | 20、エアベントスクリュ | |
9,プロペラ | 21、チョークノブ | |
10,オイルプラグ(下) | 22、ストップスイッチ | |
11、ウォータインレット | 23、チルトストッパ | |
オイルプラグ(上) | 24、インテグラフフュエルタンク |
定期点検のすすめ
下記の定期点検項目に従って点検整備を行いましょう。
点検部品 | 初回20時間又は1か月 | 50時間又は3か月毎 | 100時間又は6か月 | 点検事項 |
キャブレタ | 〇 | 分解掃除及び調整 | ||
パイピング | 〇 | 〇 | 〇 | パイプの損傷 パイプ接続部の洩れ |
フュエルタンク | 〇 | 〇 | 〇 | 掃除 |
フュエルタンクキャップ | 〇 | 〇 | 〇 | 掃除 |
スパークプラグ | 〇 | 〇 | 火花間伱、カーボン掃除 | |
スタータロープ | 〇 | 〇 | 〇 | 摩耗 |
エンジンオイル | 〇交換 | 〇交換 | オイル交換又は補充、 汚れと浸水のチェック |
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バルブクリアランス | 〇 | 〇 | 点検・調整 | |
プロペラ | 〇 | 〇 | 〇 | 羽根の曲がり、摩耗、 |
シャーピン・スプリットピン | 〇 | 〇 | 〇 | 曲がり、損傷 |
ギヤオイル | 〇交換 | 〇 | 〇交換 | オイル交換又は補充、 浸水のチェック |
アノード | 〇 | 〇 | 腐食、摩耗 | |
ウォータポンプ | 〇 | 〇 | 摩耗、破損 | |
ボルト、ナット | 〇 | 〇 | 〇 | 増し締め |
摺動部、回転部 | 〇 | 〇 | グリス塗布 | |
スロットルケーブル | 〇 | 外皮の傷の有無 |
オイル交換
①エンジンを停止させ、船外機を直立状態にし、エンジンを充分に冷やします。
②排油受皿をオイルドレンプラグの下に置いてください。
③オイルドレンプラグを外し、オイルを抜きます。
④オイルドレンプラグを締付けます。
注) ドレンプラグシール部にオイルを塗布してください。
注) オイルドレンボルトワッシャは新品に交換してください。
⑤トップカウルを取外します。
⑥オイル注入口キャップを緩め取外します。⑦オイル注入口より、エンジンオイルレベ
ルゲージにて確認しながら FULL の位置までエンジンオイルを注入します。
⑧オイル注入口キャップを締付け、トップカウルを取付けてください。
●推奨オイル 純正オイル●規定オイル量300ML